花屋併設の珍しい銭湯 池袋・前田湯

前田湯の中はどうなっているの？

前田湯の開店は午後4時半。
浴室は広々としており、モザイクタイルで装飾されています。

お風呂場の特徴としては、それぞれ異なる浴槽が4つあること。

深風呂～超音波風呂～バイブラ風呂～薬湯風呂の順番に徐々にお湯の温度がぬるくなるのです。
それは普段家庭の湯船に使っている方や、子供などの熱いお風呂が苦手な方のため。ちなみに、お湯は昔ながらの薪で沸かしているとのこと。

一番ぬるい薬湯は、冷え性、肩こり、肌荒れなどに効果あり。漢方薬の香りをかぐだけでも沈静効果があるためお客様からの評判も良いそう。

女湯には今は珍しい、お釜型のドライヤーもあって、古き良き銭湯の雰囲気が楽しめます。
フロントは花屋も兼ね備えており、いろいろ楽しむことができますよ。

前田湯の基本情報

料金：大人（12歳以上）460円、中人（6歳以上12歳未満）180円、小人（6歳未満）80円

休日：日曜日

営業時間：16：30～24：00

その他の設備：コインランドリー、マッサージチェア、手ぶらセット・・シャンプーリンス（110円）、タオル

電話：03-3971-2261

アクセス：JR山手線、池袋駅北口より徒歩15分、首都高速5号池袋線北池袋からすぐ

駐車場：1台

前田湯の口コミを見てみましょう

では実際に前田湯へ行ったことのある人の口コミを見てみましょう。

スパや新しい銭湯とはかけはなしてみると、5点満点の銭湯。
こういう昔ながらの銭湯は初めて利用したので、お湯の出し方、ドライヤーの使用方法まで分からないことだらけでしたが、常連さんに教えていただきました。

シャワーにホースが付いていない、お湯や水は一定時間でるタイプではなく、押したぶんだけ出るタイプ。
自分の知っている銭湯とは設備も構造も違っていたので、とても新鮮でした。

また、タオルを持っていくのを忘れたのですが、タオルは買えるそうですが、番台さんに伝えると、なんと貸して下さいました。

大晦日の22～23時という遅い時間に利用しましたが、ご近所の方と見受けられる人も何名かいらっしゃいました。

「地域の中にある銭湯」という感じで、番台の親父さんや息子さんも面白く、気前がよく、雰囲気も温かみもあり、しっかり旅先の疲れを落とすことができました。

池袋によった際にはまた利用したいと思います。

池袋というよりも、熊野町交差点のそばにある銭湯です。

池袋駅徒歩15分とありましたが、実際歩くともっとかかりそうです。住宅地の中にありました。

湯殿のラインナップ
洗い場（カラン44個）
シャワー（冷水、1.席）
主浴槽（41度、背面ジェット2席）
あつ湯（43度超）
ぬる湯（42度弱、バイブラ）
薬湯（38度程度、バイブラ）

入り口に花壇があり、フラワーショップを併設しているようです。
引き戸を開けるとカウンターがあり、フロント型になっていました。
入って左側が男湯、右側が女湯で、廊下のような空間に椅子が何脚かありました。

脱衣所には、「盗難注意！」の張り紙が。男湯のロッカーに入れていた財布が盗難の被害にあったとの事です。

脱衣所内にも椅子やマッサージチェアなどがありましたが、かなり年季が入っている代物でした。小さな自販機もありました。

湯殿はかなり広く、カラン数も都内最大級？の多さ。
湯船も4つありますが、薬湯以外は少々熱め。あつ湯は43度以上、44度近くありました。
ぬる湯についても42度程度はありそうでした。

全体的に古さを感じさせる建物でした。破風造りではなく、町工場を浴場に改造したような雰囲気の銭湯でした。

平日16時過ぎに入りましたが、地元のご隠居さんたちが数名入っていました。
お客さんはそこそこいましたが、浴場が広い為にゆったりできました。

まとめ

前田湯さんの写真をみるだけでも独特の雰囲気がかもしだされ、引き込まれそうになりますよね。

そのためか、口コミをみていても、皆さんそっけない口コミではなく、しっかりと細部にわたって観察していて、とても参考になるような口コミが書かれていました。

創業から約100年の歴史を経て、さらに皆さんから愛される銭湯になっているようですね。
池袋のど真ん中でなくとも、こういったスポットがご紹介できて良かったです。