ちょっと道草を食う。ちょっと気まぐれで寄ってみる。
そんな風に“アートを身近に”というコンセプトで生まれた「ギャラリー路草」。
2017年にオープンしたこのギャラリーは、池袋東口から徒歩6分程のところにある藤久ビル東五号館14階に位置し、1階に展示されている赤と黄色の電車がとっても印象的です。
なんとこの車両は実物のカットモデルで、赤が西武電鉄2000系(クハ2098)、黄色は京急800形(デハ812-6)をベースにされているとのこと。
美術館のモニュメントのような車両を横目に、上へ上へと続く14階に「ギャラリー路草」はあります。
フロアには「路」と「草」という趣の違う2室があり、「路」はパーテーションでレイアウトの変更が可能です。
自由に空間を分割演出することができ、彫刻~写真まで展示できる空間は空想の世界そのもの。
毎日の生活からちょっぴり脱線して、池袋で路草を食ってみてはいかがでしょうか。
ギャラリー路草の過去イベント
近年で特徴的だった展示といえば、2018年9月13日~18日の7日間に渡り、藤久ビル東5号館14階にて開催された「おいしい食べ物」展。
石川ゆかり・岡本よしろう・小林花・谷村あかね・中澤由美子・山本祐司という6名のアーティストにより、壁一面に色彩豊かな作品が展示されました。
作品を背に聞く作者の生トークは非常に刺激的かつ有意義な時間となりました。
展示に合わせたワークショップも開催
「おいしい食べ物」展の時期には、アートとともに「おいしいお茶」を嗜む、というワークショップも開催されておりました。
開催日時は2018年9月15日〜17日の3日間で、午後3時から4時までの1時間。
内容はお煎茶の座学、お茶の淹れ方など、いつものお茶をもっと楽しむコツを伝授してもらうという企画でした。
テーブルが手狭になるほどの参加者で、大盛況のワークショップとなりました。
池袋ギャラリー路草へのアクセス
「ギャラリー路草」は池袋駅から徒歩で約5分。
池袋駅の39番出口『南池袋雑司ヶ谷方面』を出て、池袋久野クリニックの看板が見える方、左手に進み、ヴェローチェのとなりに池袋藤久ビル東五号館(14階にギャラリー路草)が見えます。
藤久ビル1階に展示されている赤・黄の電車が目印ですよ。
まとめ
池袋にあるギャラリー路草はその名の通り、気楽に立ち寄ることが出来るギャラリーです。
パーテーションで部屋を自由に区切るなど展示方法も自由度が高く、ワークショップも随時開催されています。
自分の作品を展示したい方、休日をのんびり過ごしたい方は、ギャラリー路草に足を運んでみてはいかがでしょうか?