池袋周辺で芸術を感じることができる熊谷守一美術館

画像:池袋周辺で芸術を感じることができる熊谷守一美術館

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気軽に芸術を感じることができるのが魅力の美術館ですが、いつもと違ったデートが楽しめると若いカップルのデートスポットとしても人気が高いです。
でも美術館に行くとなると都心から外れた場所にあると思っており、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
実際はそのようなことはなく、都心から気軽に遊びに行くことができる美術館も多いのです。
東京の池袋周辺からでも気軽に立ち寄ることのできる美術館があります。
それが「熊谷守一美術館」です。
美術館には興奮させられるような迫力のあるものから、深く考えさせられる感慨深いものなど、その画家によってタイプは様々ですが、熊谷守一美術館はやすらげる、とても優しい雰囲気の美術館です。
池袋周辺に立ち寄った際には是非一度足を運んでみたいスポットです。

熊谷守一美術館のアクセス

豊島区立熊谷守一美術館は、東京メトロ有楽町線・副都心線の要町駅から徒歩8分の千早町の住宅街の中にあり、一番の最寄り駅は東京メトロ有楽町線。
副都心線の要町駅になります。
池袋駅からも徒歩30分ほどで、池袋からはバスでも向かうことが可能で、池袋西口バスターミナルから出ているバスに乗り「要小学校」で下車して5分ほどの場所にあります。
熊谷守一美術館は静かな住宅街の中にあり、外観はコンクリートの打ちっぱなしでモダンな雰囲気です。
派手な外観ではなく、美術館だとしらなければ通り過ぎてしまいそうなほど素朴な雰囲気です。
建物自体も決して大きくはなく、区立美術館とは思えないような見た目ではあります。
実際こちらの美術館は熊谷守一氏自身が実際に住んでいた住居を、1985年に熊谷守一氏の娘さんが立て替えて開館された美術館なのです。
コンクリートの正面の壁に描かれた熊谷氏の蟻の絵が印象的で、美術館に入る前から雰囲気を楽しむことができます。
館内は美術館によくあるような整えられた感じではなく、手作り感があり、温かく優しい雰囲気の美術館です。
実際に住んでいた建物ということもあり、世界観は十二分にでております。
開館が1985年ということもあってかバリアフリーに対応はしていません。
熊谷氏が主人公の映画「もりのり場所」で熊谷氏のこと知り訪れるという人も多いようです。

熊谷守一美術館とは

熊谷守一氏は主に大正時代から昭和40年代に作品を発表していた画家です。
抽象絵画など描いていました。
熊谷氏は売れる絵よりも自身の感性の赴くままに作品発表していきました。
熊谷氏の作品では猫の絵が有名で見たことがある人も多いのではないでしょうか。
熊谷氏の家にはいつも飼い猫か野良猫かわからない猫がいて、熊谷氏は猫たちが暮らしやすいように細かに気を配っていたといわれています。
そんな熊谷氏の作品を展示しているこの美術館は熊谷氏の次女で画家である榧氏が創設した美術館で2007年に豊島区に寄贈したことにより区立美術館となりました。
建物中にはカフェが入っており、手作りのカップでコーヒーを飲めたり、作品の絵が描いてあるポストカードも販売されていたりします。
1階には油絵の展示室とカフェがあり、2階が墨絵や書、彫刻などの展示室、3階が貸しギャラリースペースになっています。
1階、2階の展示室は写真撮影が禁止となっています。
館内には数多くの作品が展示されており、熊谷氏の個性ある作品を思う存分堪能できます。
一部の作品には榧氏によるキャプションがついており、熊谷氏の世界観や、やさしさが垣間見えるようなそんな美術館です。

安らぎとやさしさを感じることができる展示

館内は作品の雰囲気もあり、柔らかく安らげる空間になっています。
都会にいるとなかなか心が休まる時間がないですが、こちらの美術館はそのような方にとてもおすすめです。
美術館の中にいると心身共にリフレッシュされます。
何度でも通いたくなるような魅力的な美術館であり、気軽に足を運べるアクセスの良さもあり、大変人気の美術館です。
毎週月曜日と年末年始は休館日で、その他臨時休館日もあるので遊びに行く際には事前に調べておく方がよいでしょう。
このような贅沢な時間を満喫できる美術館ですが、なんと入場料は一般で500円、高・大生300円、小・中学生100円、小学生以下は無料と、非常にリーズナブル。
3階の貸しギャラリーも週替わりでいろいろな作家さんの個展を開催しているので、普段と違うデートを模索中のカップルにもぜひおすすめです。
中のカフェでゆっくりティータイムといった休日デートもよいものではないでしょうか。
もちろんお一人でもご家族にもおすすめです。
開館時間は10時30分から17時30分ですが、金曜日は常設展示のみ20時まで見ることができます。
東京の池袋周辺にもこのような安らぎを与えてくれる美術館があるのです。
最近癒しが足りていないなと感じていらっしゃる方は、熊谷守一美術館で安らぎのひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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