急な出張や残業、また遊んでいて終電を逃してしまった時など、気軽にリーズナブルな価格で泊まれるカプセルホテル。
最近は清潔でオシャレ、しかも設備が充実しているところも多く、老若男女問わず利用しやすい簡易宿泊施設として利用者が増えています。
そんなカプセルホテルをもっと快適に過ごすための便利グッズを紹介していきます。
カプセルホテルってどんな感じ?
カプセルホテルは、その名の通り1人用のカプセルのような空間で寝る簡易型の宿泊施設です。
カプセルは上下2段、左右にも伸びていて、ワンフロアの中に沢山のカプセルがあり、一人ひとりがそのカプセルの中で寝泊まりするイメージです。
お風呂やシャワー、休憩室、中には食堂がある施設もあります。
料金は平均的に1泊4千円ほどで、安いところでは2千円くらいのところもあり、普通のビジネルホテルより大幅に費用を抑えることが出来ます。
ただ、シングルベッドひとつ分くらいのスペースしかないので、かなり狭いです。
カプセルの中の設備は、マットレスと掛布団と枕、ライトとテレビくらいです。また法律上の理由で鍵をかけられないことに不安を感じる人もいるようです。
ですが、ベッドのスペースが狭くても準備次第でとても快適にストレスなく過ごせます。
カプセルホテルで快適に過ごすための小道具9選
①耳せん
カプセルホテルで一番気になるのは隣の人のいびきやアラームです。そのため耳栓は快適に過ごすための必需品です。
個人的にはシリコンの耳栓が特にオススメ。他の素材よりも遮音性に優れていて、耳も痛くなりません。
隣のイビキに悩まされて眠れない、よく眠れずに疲れが取れなかったというのだけは避けたいところです。
②マスク
広くは無い場所に多くの人が寝泊まりするカプセルホテルですから、誰かが何かの菌を持っているかもしれません。冬は風邪やインフルエンザ、夏は夏風邪や胃腸炎系、怖いウィルスに感染しないように、是非マスクも準備しておくことをオススメします。
③アイマスク
カプセルホテルの各カプセルにはドアがありませんので、光が差し込んで眩しかったり明るくて眠れないカプセルもあります。
暗くないと眠れない人は、是非アイマスクを用意しましょう。
耳にかけないタイプのアイマスクもありますので、マスクとも併用出来ます。
④エコバッグ
カプセルホテルの中では、ホテル内の各施設を利用するための屋内移動が多くなります。
自分だけのスペースは寝床だけなので、食事やシャワーやトイレなどに行くときのために、使い勝手の良いエコバックがあると良いでしょう。
ロッカーにスーツケースやリュックをしまう前に、必要なものをエコバックに入れて、カプセルに持ち込むとラクです。このとき、エコバッグの大きさは着替えやトラベルポーチも入るくらいのものがオススメです。
⑤防寒対策
「カプセルの中の空調が寒いのに自分で調節できない!」ということがたまにあります。真冬のような寒さ対策は必要ありませんが、カーディガンやストールがあると便利です。
特に女性とって冷えは大敵なので、普段使いの上着があれば持っていくことをおすすめします。
⑥2ポート以上のUSB充電器
カプセルホテルで使えるコンセントは1口か2口しかないことが多く、一度に多くのものを充電したいときに困る場合があります。
そのため、2~3ポートくらいあるUSB充電器を準備しておくと便利です。スマホやノートPC、タブレット、電動カミソリなど、宿泊時は一気に充電したいものが沢山ありますよね。
⑦小銭入れ
貴重品である財布はフロントに預けるか、鍵付きのロッカーに入れるのがカプセルホテルでは一般的ですが、自販機でふいに飲み物を買いたくなったときのために小銭入れがひとつあると便利です。
お金やカードが多めに入った財布は持ち歩かず、小銭入れだけ持ち歩くと持ち運びも楽です。
ちなみに、キャッシュレス化が進んでいるカプセルホテルも沢山あります。バーコード付きのリストバンドをして、そのバーコードを読み込んで品物を買います。料金はチェックアウトの際にまとめて精算をする便利なシステムになっています。
⑧ウェットティッシュ
汗拭きシート、除菌ティッシュ等のウェットティッシュ類を持っていると何かと使えます。
除菌のために自分の手や持ち物を拭いたり、ほんの少し汗ばんだ時に汗拭きシートを使うと、洗面所まで移動することもなくリフレッシュ出来ます。
ウェットティッシュはかさばるものでは無いので、常にハンカチやティッシュとともに忍ばせておきましょう。
⑨イヤホンやヘッドホン
自分の好きな音楽やラジオを聞けるうえ耳栓にもなるので一石二鳥です。
音漏れがなければ周りに音が聞こえる気にする必要もないので、テレビを見たい人なども忘れず用意することをおすすめします。
カプセルホテルに持ち込むと便利なグッズ まとめ
いかがでしたでしょうか。便利でリーズナブルに利用出来るカプセルホテル。紹介したようなグッズを使って工夫すれば、かなり快適に過ごすことが出来ますし、身体も十分に休まります。
自分の快適さを考えるのと同じ様に他の人のことも考え、利用者みんながお互い快適に過ごせるよう、マナーを守って利用しましょう。