天狼院書店は2013年に南池袋にオープンした書店です。
現在では全国に5店舗あり、本を読みながらカフェでのんびりしたり、講師を呼んでの講習会を行ったり、そのほかにもたくさんの本の楽しみ方を提供してくれる書店となっています。
オープンして間もないですが、本に関する様々な体験と楽しみ方ができる新しいカタチの書店として注目されています。
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池袋には天狼院書店が3店舗も
天狼院書店は、2013年9月に南池袋にオープンした「東京天狼院」が第1号店です。
その他に、池袋駅により近いWACCA池袋の2階にある「天狼院書店 池袋駅前店」と、Esola池袋店の2階にあるビジネス書専門店の「天狼院書店 Esola池袋店 STYLE for Biz」の3店舗があります。
1号店である東京天狼院は、池袋駅より歩いて約8分程度。西武池袋南口から東通りを都電雑司ヶ谷駅方面へまっすぐ歩いていきます。
途中、「老眼めがね博物館」や「南池袋動物病院」の前を通ります。そのまま歩いていくこと4分くらいで、ソバ屋の「甲州屋」の2階に黒地に銀色の文字で「天狼院書店 東京天狼院」と書かれている看板が見えてきます。
散歩がてらに、東京天狼院を訪れるのもいいかもしれませんね。
また、隣にはコインパーキングがありますので、車での利用も便利です。
天狼院書店3店舗それぞれの特色
前述の通り池袋には3店舗の天狼院書店があるのですが、それぞれには特色があります。
①東京天狼院
まず、「東京天狼院」は『書店で出会う「本」だけでなく、その先にある「体験」まで提供する』というコンセプトを元に始まった書店です。
毎月様々なイベントや講習会が行われ、くつろげるカフェも併設されています。
定休日は火曜日で、営業時間は平日は12時~22時、土日祝日は10時~22時となっています。
ただし金曜日は18時~22時までとなっていますので、営業時間や定休日に注意して「東京天狼院」へ足をお運びください。
②天狼院書店 池袋駅前店
「天狼院書店 池袋駅前店」は少し小さめの店舗ですが、様々なジャンルの厳選された本が揃っています。
中池袋公園の向かいにあるWACCA池袋の中の2階にあるため、営業時間はWACCA池袋と同じく11時~21時。定休日は1月1日の休業日以外はありません。
様々なカルチャーの集まっている場所である中池袋エリアにあることで、「天狼院書店 池袋駅前店」でしか出合うことのできない「本」があるかもしれません。WACCA池袋への買い物と一緒に訪れてみるのもいいかもしれませんね。
③天狼院書店 Esola池袋店 STYLE for Biz
「天狼院書店 Esola池袋店 STYLE for Biz」はビジネス書専門店です。
本棚には、厳選された「本」があり、書店内も「本」の再定義したもので設計されています。
営業時間はEsola池袋と同じく、10時30分~21時30分までとなっています。定休日は1月1日の休業日以外はありません。ビジネス書専門店ですので、気になる書籍がある方は、ぜひ足を運んでみてください!
それぞれに、特色がある3店舗ですので、「本」と出会いに、池袋の街を散策しながらそれぞれのお店を訪れてみてはいかがでしょうか?もしかしたら、あなただけの「一冊の本」に出会えるかもしれませんよ?
体験・体感のできる書店
天狼院書店のコンセプトは「READING LIFE」。
「本との出会い」だけでなく、その先の「体験・体感」の提供をしている次世代型の書店です。
それぞれの店舗では、毎月様々な「体験」をすることができる講習会やイベントが開催されており、例えば、「お酒を飲みながらの本の楽しみ方」をテーマにした体験型のイベントや「小説家になりたい小説を書き始めたい方」のための小説講座など。
講座に来る講師の先生方はその道のプロです。公式ホームページに3カ月先までの講座の情報が載っていますので、気になる講座があるのかご確認のうえ、訪れてみてはいかがでしょうか?
池袋にある各店舗や全国にある店舗ごとのでそれぞれ行われる講座も違いますので、受けたい講座のある方は十分に注意してください。
黒いカバーはお楽しみ袋
「天狼院書店」には黒いカバーで表紙が見えない本「秘本」があります。
黒いカバーは中に入っている本がどんな本なのかわからなくするためのものですが、それが、「お楽しみ袋」や「プレゼントの箱」を思わせてくれる、わくわく感を演出してくれます。
購入には3つの条件を守ることが約束となっており、その条件は
・タイトルは教えない
・返品できない
・他人に教えてはいけない
というもの。
店主の三浦氏が、お勧めするタイトルが現在第8段まで出ており、内容は秘密ですが売られている「秘本」は小説~コミックスまで様々です。
こちらの秘本は「天狼院書店」だけでなく公式ホームページからでも購入可能ですので、気になる方は、3つの条件を守り、どんな「本」と出合うことができるのかのわくわく感とともに購入してみてはいかがでしょうか?
また、現在、公式ホームページでは今まで売られている「秘本」の紹介がされていますので、そちらを覗いてみるのは良いかもしれませんよ。
まとめ
池袋に3店舗ある「天狼院書店」ですが、コンセプトである「READING LIFE」はそれぞれに「南池袋にある1号店での様々な体験」「池袋駅前店の独特の厳選した本」「Esola池袋店の厳選されたビジネス書」の特色となり、店舗ごとに「本」との出合いや「本を通じての体験」などを味わうことができますので、池袋を散策しながら3店舗全てに足を運ばれるのもいいかもしれません。
場所はそれぞれエリアが違いますので、一日で回ることはできないかもしれませんが、「天狼院書店」の店員さんは本に詳しい方が多いので、自分に合った「自分だけの一冊」に出合えると思います。
気になった方は、一度ならず何度でも足を運んでみてください!