池袋から徒歩10分のパワースポット「大鳥神社」は「えびすさま」のご利益がたくさん!

画像:池袋大鳥神社

https://blogs.yahoo.co.jp/busihayasiren/33981251.html

雑司ヶ谷の鬼子母神前駅からすぐの「大鳥神社」は、JR池袋駅からも徒歩10分以内で、気軽に訪れられるパワースポットです。
毎年11月の酉の日に賑わう「酉の市」や、毎月開催される「手創り市」などイベントも多く、活気のある神社ですよ。

「大鳥神社」は池袋から徒歩10分のパワースポット

池袋・雑司ヶ谷にある「大鳥神社」は、都電荒川線の都電雑司が谷駅と鬼子母神前駅の間に位置し、それぞれの駅から徒歩2分程で辿り着くことができます。
特に御朱印集めをされている方におすすめしたいのが、「大鳥神社」は都電荒川線沿線にあることから、参拝して頂ける御朱印には端っこに「路面電車」のスタンプが押されます。
可愛くてレアなので是非頂いてみてはいかがでしょうか。
また「大鳥神社」は、JR池袋駅からでも徒歩10分以内の距離なので、池袋や雑司ヶ谷の街並みを散策しながら向かうのもおすすめですよ。
ファッションやサブカルチャーで賑やかな街「池袋」から、段々下町風情溢れる「雑司ヶ谷」の景色へと変わっていき、「大鳥神社」を始めとした神社やお堂の集まるこのエリアは厳かでどこか神秘的な空気が漂っています。
さて、「大鳥神社」は、1712年(聖徳2年)に創立され、今日まで旧雑司ヶ谷村(現在の雑司ヶ谷~南池袋・西池袋・東池袋)の土地を護る氏神様として、この地域の人々に大切に崇められてきました。
その由来は遥か西の出雲大社北岸にある「伊奈瀬波岐(いなせはぎ)神社」の御分霊(神様を他所で祀るために、神霊を分けたもの)を雑司ヶ谷へ迎えたことが始まりとされています。
当時、出雲の松前藩5代目藩主だった松平宣維の嫡男が、天然痘のために豊島区千登世橋(鬼子母神前駅付近)の辺りに養生中、「伊奈瀬波岐神社」へ祈ったところ病気が治ったことから、その御分霊を迎えたそうですよ。
そのことから「大鳥神社」は「厄病を除ける」ご利益があるといわれています。
「大鳥神社」では「日本武尊」の他、穀物の神様で「お稲荷さん」としても知られる「食稲魂命(ウカノミタマノミコト)」や、「えびすさま」ともいわれる「蛭児大神」をお祀りしています。
エネルギーの集まるパワースポットなので、池袋に来た際は是非訪れたいですね。

「えびすさま」のご利益と由来について

「大鳥神社」には、いたるところに「えびすさま」の持つ巾着袋を模したデザインが見られます。
御幕の柄であったり、柱の明かりが巾着の模様になっていたり、更にはお賽銭箱が巨大な巾着の形をしていてかなり珍しくて可愛いですよ。
「えびすさま」といえば、商売繁盛の神様として有名ですね。
かの「七福神」のうちの一柱でもあり、日本で最も有名な神様のうちの一人でしょう。
「えびすさま」のご利益は商売繁盛の他にも、「五穀豊穣」や「海上安全」、「開運招福」や「学業成就」と、特に私達の日常に密接なご利益が多いのが嬉しいですね。
「えびすさま」の由来には諸説があり、「イザナギノミコト」と「イザナミノミコト」の最初の子である「蛭子様」が海に流された後、現在の兵庫県西宮の辺りに流れ着きご祭神となったという説や、日本で初めて魚釣りをしていた神様「事代主神(コトシロヌシ)」が「えびすさま」として祀られるようになったという説などが有名です。
また「えびすさま」が「大黒様」の子供という説や、同一視する説もあり、一緒に飾るとよりご利益があるともいわれますね。
「伊奈瀬波岐神社」の御祭神が「大黒様」であることから、ここ「大鳥神社」でもその関係性を大切にしているといえるでしょう。
「えびすさま」については他にもいろいろ説がありますが、一度調べてみてから「大鳥神社」を参拝すると、より深く楽しめるかもしれませんね。

「大鳥神社」と「鬼子母神堂」とは密接な関係

さて、雑司ヶ谷「大鳥神社」ですが、同じく雑司ヶ谷にある「鬼子母神堂」と、実はとても密接な関係にあります。
もともと「大鳥神社」の御分霊は「鬼子母神堂」に祀られていましたが、明治時代の神仏分離令(神社と仏教を分けるために出された法律)によって、現在の土地に祀られることとなりました。
現在でもその関係性は深く、月に1回ペースで開催される「雑司ヶ谷手創り市」というイベントは、「鬼子母神堂」から「大鳥神社」に渡って催されます。
「大鳥神社」を訪れた際は、是非その足で「鬼子母神堂」へも参拝してみてくださいね。
また「大鳥神社」では、11月の「酉の日」に「酉の市」が開催されます。
福をつかみ取るという「縁起熊手」などが販売されるほか、飲食店の露店も数多く並び、1年でも特に賑やかな日になります。
更に熊手を手に入れた人の中から抽選で、「開運純金純銀小判」が当たることでも非常に盛り上がります。
11月に池袋を訪れる予定のある方は、是非酉の日を狙って「大鳥神社」へ足を延ばしてみてくださいね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする