利用してみて初めて知るカプセルホテル事情!
一度は耳にしたことがあるという方が多いとは思いますが、実際に利用したことがあるという方は意外と少なく、その実態は世間には知られていない部分がまだまだありそうです。
たとえば、自分の部屋なのに鍵がかけられない!ですとか、都会ではラウンジを開放してキャンセル待ちが当たり前!といった実際に利用したことがある人でなければ知りえないお話しも多数存在しています。
誕生したばかりの頃は、酒に酔った人が利用することが多く当時は本当にただ寝るだけのスペースの提供をしてくれるだけだった同ホテルも、今ではデザイン性の高いカプセルが登場したり、防音性が高くなっていたり、誕生当時に比べるととても居心地の良い空間作りがされています。
それに加え、ラウンジは広くとっているので仕事が出来たり、以前はシャワーが設置されているだけだったのが人口ではありますが温泉付きの大浴場が作られていたり、開業当時とは比べ物にならないくらいに進化を遂げています。
利用者も年々増え続けていて、女性の利用者だけでなく、観光で訪れる外国人もこの日本独自の文化に興味を持つようになっているそうです。
設備やアメニティはどのようになっているの?
まずは誰もが気になる設備関係です。
ホテルによって備えられている設備は異なるのですが、ご参考までに実際にある設備などをご紹介します。
宿泊となると誰もが気になりますお風呂事情。シャワールームはほぼ100%に近い確率でどのホテルにも備え付けられています。
浴室がないところもまだまだたくさんあるので、シャワーのみ使用できるということになります。このタイプが一番多いでしょう。
最近新設されているホテルの中には、温泉につかることが出来る大浴場付きのところもあります。
広々とした大浴場で疲れを取ってゆっくりと休むことが出来そうですね。これまでの簡易的な施設が豪華にも感じます。
これは利用者が増えること間違いありませんね。
また、アメニティですが、ビジネスホテルやリソーとホテルなどと大差ないラインナップとなっているところが多いようです。
パジャマ・タオル・シャンプー・コンディショナー・ボディソープに使い捨ての歯ブラシ・髭剃り・くしは用意していてくれるところがほとんどです。
ドライヤーもほとんどのところでありますし、ホテルによっては、ヘアムース・ジェル整髪料、シェービングクリームまで用意してくれていることもあるようです。
そしてラウンジでは電気ケトル・お茶類があるのでお茶を飲みながら体を休められます。
ホテルによりますがズボンプレッサーやコインランドリーまで設置してくれているところまでと、生活することが可能なくらい利便性も高まっています。
どうして利用者を男性だけに限定しているの?
都会だと特に多く見かける「男性専用」という同ホテルですが、一体どうして男性専用なのかご存知ですか?通常のホテルは性別の制限はなく誰でも利用することが出来ますよね。
利用者の性別を限定する理由とはどんな理由なのでしょうか。その理由について、探ってみました。
第一に挙げられていた理由は安全面によるものでした。利用したことがある方はご存知かと思いますが、同ホテルは個室にて施錠をすることが出来ません。
そのため、眠る際もただ仕切られただけの空間で眠ることになります。
極端な話ではありますが、眠っている無防備な状態の時に、隣などに滞在しているみず知らずの他の利用者がいつでも侵入しようと思えばいとも簡単に侵入出来てしまうということです。
ですので、始めから利用者を男性専用としてしまうことで、女性がトラブルに巻き込まれないようにするねらいが含まれています。
まとめ
実際に利用したことがないと意外と知らないこともありますよね。
個室に鍵が出来ないことや、アメニティが意外と充実していたり、ラウンジやロビーではお茶などが用意されていたり、ワイシャツにアイロンが掛けられるようになっていたり、生活できるのでないかと思ってしまうくらいサービスが充実しているところもあるようです。
サラリーマンの出張に多く活用されるのも分かりますね。
加えて、友人との貧乏旅行に使う人や外国人まで幅広く活用されているのが分かりました。
今後も更なる発展がありそうな予感です。日本の一つの文化としてますます進化して行くことでしょう。ぜひ一度、利用してみてはいかがでしょうか?